
素材について
鯛や穴子などのわた(魚腸)と鯛の白子や真子なども一緒に塩蔵して塩辛にしています。
製法について
まず仕込みとして鯛の腸を1本づつ包丁で丁寧にこそぎ、内容物を取りのぞきます。魚の腸なので直径3mm前後しかなく、小さな包丁を使っての地道な作業となります。商品化できるほどの量を用意するには、職人の粘り強い根気と、膨大な時間がかかります。
この腸に鯛の真子、白子をあわせて食べやすい長さに裁断、洗浄します。その後、砂糖や酒などの調味料を加え塩蔵し発酵熟成させます。熟成を進めるため、定期的に撹拌を繰り返しながら2カ月以上の熟成期間を設けます。

こだわりについて
魚のわた(腸)という馴染みの薄い食材なだけに、クセが強くなりすぎないよう、調味料の配合と熟成の度合いの調整が必要です。その微妙な味の調整で、深い味わいと強い旨味を出しながら、食べやすさの両立が出来ています。
お召し上がり方
そのままお酒の肴として。アツアツご飯のお供に。また、和製アンチョビ的な使い方として、さまざまな料理を美味しく仕上げます。

アレンジレシピ
シーフードのグリルサラダ 鯛わた塩辛ドレッシング
海の幸と風味豊かな鯛わた塩辛の相性が抜群です。
材料(2人分)
鯛わた塩辛ドレッシング |
|
鯛わた塩辛 |
大さじ1 |
えび |
3~4尾 |
イカ |
小1杯 |
ホタテ |
3~4個 |
白ワインビネガー |
大さじ1 |
エクストラバージンオリーブオイル |
大さじ1 |
ブラックペッパー |
少々 |
レモン果汁 |
少々 |
レシピ
1 下準備として、鯛わた塩辛、白ワインビネガー、オリーブオイル、ブラックペッパー、レモン果汁を混ぜておきます。 |
2 えび、イカ、ホタテをサラダ油で炒めます。 |
3 焼色がついたら取り出してください。 |
4 お好みのお野菜と一緒にお皿へ盛り付けます。 |
5 1で準備した鯛わた塩辛ドレッシングをかけて完成です。 |
鯛わた塩辛おにぎり

白ごはんと塩辛の王道コンビネーション
材料
白ごはん |
120g(1個あたり) |
鯛わた塩辛 |
お好み |
のり |
お好み |
レシピ
1 ごはんをおにぎりにします。お好みで中に鯛わた塩辛をいれても美味しいです。 |
2 海苔で巻きます。 |
3 お好みで鯛わた塩辛をのせて完成です。 |
鯛わた塩辛のお茶漬け

お茶の渋みと塩辛の大人味な組み合わせ
材料
白ごはん |
120g |
鯛わた塩辛 |
お好み |
のり |
お好み |
あられ |
お好み |
レシピ
1 お茶碗にごはんをよそいます。 |
2 鯛わた塩辛をごはんの上にのせます。 |
3 温かいお茶をかけてください。 |
4 お好みでのりやあられをふりかけてお召し上がりください。 |
その他にもアレンジは無限大